TECHNICAL INFO.

成形評価

成形評価とは

製品パネルが完成した際に、成形解析結果に対してどこがどのように違うかを確認・評価します。
評価方法としては、製品パネルをキャリパゲージや超音波測定器などにより板厚減少量を把握。
3次元測定器により、スプリングバック量を把握します板厚減少率・スプリングバック量を解析結果・CAEデータと比較して良し悪しを判断します
解析結果の数値より悪い場合は、悪化原因を追究していきます。

成形評価_成形評価詳細

成形評価のメリット

成形評価のメリット

製品パネルの測定データと成形解析結果を比較することで、詳細な分析が可能となります。
なぜ悪かったのか?どのように改善すればよいか?を製品パネルを作ることなく、成形解析により素早く判断できます。
板厚減少率・スプリングバック量の比較データを蓄積することで、材質・板厚・部品形状毎の傾向を把握します。
さらに、そのデータを活用することで新規金型製作や修正を行う際に、より良いものを早く作り出すことが可能となります。